この本は「地方自治のジャーナリスト」の「相川俊英」さんが
書いた本です。
読んでいて「そのとおり」だなと思ってしまいました。
先日「清流に殉じた漁協組合長」の出版記念シンポジュームが東京であったそうです。
そこでの相川氏が話した内容
また、これがしびれるくらい的確でもありそのとおりだともおもわさせる言葉でした。
是非、皆さんにも読んでいただきたいと思って生意気に書かせてもらいます。
尚、岐阜県の女性市議の方のレポートを引用させてもらいました。
彼女は、本当に勉強され「くらいついて」頑張っておられる方です。【地方自治のジャーナリスト相川俊英氏】
その1
彼が永年、地方議会を取材されて感じたこと
①豊かな日本社会の「政治の貧しさ」
②政治が機能すれば、誰もが「もっと」幸福になれる。
短い言葉ですが…。
その2
「主権在民」について
主権者も一緒に話し合って、社会的課題を解決していくのが「主権在民」
しかし、現実はどうですか?
〇政治家の劣悪、形だけの主権者。
そのことを「非主権者三原則」といゅうそうです。
それはいったい、どういゅうことか?
その3
「非主権者三原則」とは?
①主権者意識を持たせない!
②主権者を作らない!
③主権者意識をもちこませない。
なるほど~!
その4
「主権者には8つのタイプ」があるそうです。
<物言う、現状肯定派>
①税金を私物化。私腹を肥やすタイプ。
②まあまあ満足いる。おこぼれありのタイプ。
<物言わず、物言えず、中間派>
③関心がない。
④関心はあるけど余裕がない。
⑤関心もあるし、余裕もあるけど、どう物言えばいいかわからない。すべなし。
⑥諦めた。
<物言う 変革派>
⑦憤怒、怒り心頭。
⑧本気で変えたい、本格派。
<絶対に物言えない派>
⑨未来の主権者
なんてするどい分析だとただただ感心してしまった私、
そして相川氏は最後に
【地方自治を健全なものにすることが、国政の健全化につながる。
その逆はなし!】と。
相川氏の著書、大変、大変、ためになる本ばかりです。
おすすめです。