「巻き込み型リーダーの改革」の著書
三重県松阪市の元市長の「山中光茂」氏です。
この方がひよいと私の店に立ち寄ってくれたのが最初の出逢いでありました。
1回、あっただけでこの方がどんな方かだいたい空気でわかったのですが、その後、
知ればしるほど~
話しすればするほど~
すばらしい「人間性」がわかってきた私。
この方が最近の投稿内容にこんなことが書かれていました。
紹介させてもらいます。
松阪前市長「山中光茂」氏は市長就任すぐに市庁舎前に「借金時計」を設置。
これは銀行の寄付による時計です。
市の借金総額を時間経過とともに算出するデジタル表示の時計です。
松阪市が積み重ねた借金総額は
2009年で1300億円近く!
それから3年後の
2012年には90億円減らされたそうです。
その「借金」の表現の仕方が
【次の世代の負担となる借金】と書いてあります。
よ~く考えてください。
自分達はやがて死んでいくから「関係ない」でないのです。
次の世代にのしあがってくるのです。
「仕方ない」「仕方ない」とあきらめないように
「言いわけ」の「繰り返し」のないように
現、医療現場の院長をしておられる山中先生は、現在の松阪市の借金増加率が日本一!になったと嘆いていました。
あんなに無駄をはぶかせ、人にもきらわれていたとおもうが、将来のことを思い、かんがえた策をブレずにやり進めたのに!
これは、現職の松阪職員がきっと「これでは、松阪がダメになる!」と思って勇気を出して元市長に資料を送ったのだと思います。
山中先生は
☆「臨時財務対策債」
☆「合併特例債」などは
次の世代への「負担」が大きくなり、
本来行うべき事業や福祉環境の整備に影響が出ると強く話されていたみたいです。
「臨時財政対策債」を基本的に使わない方針を土台にし、1つ1つの事業を「きめ細かく」「チェック」する中で「将来負担比率」を下げて努力しておられたようです。
それが今は逆になりこんな結果になっているそうです。
これは松阪市だけのことではなく、
私達の住んでいるところにも同じではないかと思います。
国民、市民全員が「富裕層」であるならば
心配も困りも全くないとおもいますが、世の中、富裕層ばかりを対象にして事を進めるのではなく、私みたい「底辺レベル」のこともちょいと考えてほしい!と最近、テレビを見ていてそう思ってしまいます。
多額の税金を使って…新しい物を立てる、または多額の物を購入する!それもいいですが「借金」を返済してからそれらの行動に移すべきではないでしようか?
政治家でもなんでもない私の意見も書きましたが「関係ない」から「わかること」もあります。
「頭がすぐれてない」からわかることもあります。
「権力もない」からわかることもあります。
「御金もちでない」からわかることもあります。
【独裁型では変わらない!!】