「人事ではない!」

おはようございます。
12月1日(金曜日)
今年もあと1カ月になってしまいましたね。
あっといゅう間の1年でした。
そんな中、昨夜のフェースブックでたまたま目に入った事で考えさせられました。
「人事ではない!」
「自分にも当てはまるな~!」と。
次のような事です。

富山県氷見市の「魚市場」の2階にあった食堂が13年間続けて来られた人気食堂が昨日で閉店します!と
近くで仕事をしていながらも全くそういった噂すら私の店には入ってきてなかったのでびっくり仰天!
私の店「勘右衛門」を営んで10年目に入りました。
この御店は「魚問屋」をしておられた「倉庫」の物件を買いリホームして現在の御店にしたものです。
店をした時は今の「漁業文化交流センター」が「道の駅」の「海鮮館」でした。
当時は、観光客が沢山集まって賑わいをみせていた「商業施設」でした。
私もそのそばなので御客も入るだろう!と安易な気持ちでいましたが、それがそんなに世の中あまくはなかったのです。
1つ道をはさんでくる!といゅうことがどんなに「難しい」ことか!
「商売」をやったことがない私としては、難関でした。
その中でも「人」は渡って来て入ってきてくれる観光客の人もいました。
また、「海鮮館」から氷見市の街の中を「歩いて」めぐる方もいました。
よく、「海鮮物を食べるところはどこですか?」ときかれ
「魚市場の上の食堂」をすすめました。
朝早くやっておられ…。
そして、また私の店にこられ
「おいしかった~!」と言いに来てくれました。
当時は「食べるところ」をどれだけ紹介したことか!
「人が歩いていて」賑わっていたのは本当です。
私が店をしていて2年後には今の道の駅「番屋街」になり
人の流れが全くかわってしまい、前のように
「食べるところ」を聞く御客さんもいなければ
聞くような「人」もいなくなったのが現状です。

「人」がいての御店なので「人」がいないとまったく商売としてなりたたないのです。
人のいないところでどうやったら人を呼び込めるか?とおもって人をあてにしないで自分で考えてやっていますがそれにも限界があります。
最近私が思うことですが、
行政のこの担当の方、またはトップ、観光協会で働いている方など。いろんな観光としての名を出している方達
もしかして、肝心なことにもしかして、もしかして気づいていないのではないか?とおもっています。
こんなことはきっと気づいているだろう?
こんなことぐらいきっと気づくやろう!?
と思っているけど「気づいて」いないように思います。
なぜなら!
本当の「現場」「現場で働いている人の悲痛な声」を聞いていない!
聞こうともしない!
文句が出ていないのでスル―した方が無難で面倒でない!
「華やかな事」にはすぐ「飛び付く」ようですが…。
わかってないんだろうな~!

私も主婦だけしていたら「わからなかった」だろうし
そんな事にも「考える」こともしなかったと思います。
観光客の柔軟な頭と柔軟な発想力を聞き日々どうやったら…。と考えながら苦労をしているから「わかる」のです。
「儲かって」ルンルンな方にはきっとわからないと思います。
ひがみのようですがそれも自分の力の無さが原因とわかってはいるんですが…。
「税金」で「お給料」をいただいている方
「税金」の施設で働いて「お給料」をいただいている方
もっと「特定の方」だけでなく
「氷見市民全体」の事
「氷見市民全体」が少しでも「良くなる事」「努力をしてくれている」とせめて感じられるような心配り、配慮をしてほしいと思います。
氷見市の観光として一番「氷見らしい食堂」をなくした損失は大きい!
氷見市のイメージを喪失してしまった!と私1人の意見であります。