本日のお客様たち

おはようございます。
5月4日
みどりの日
なんだか今朝は寒いぞ~!
御店に来る道中の道の駅の駐車場、海側の駐車場にはレンタカーが沢山とまっていました。
連休を満喫しておられるのでしょうねー。
うらやましいな~!(笑)
私は自分の御店でいろんな御客さんとの会話を満喫しています。
こんな御客さんがおられました。
紹介しますねー。

富山県内の高齢のご夫婦と娘さんです。
お父さんは認知症で御店に入るのにもゆっくりゆっくりと一歩一歩!
お母さんと娘さんの言葉がけと支えで一歩一歩進みやっとテーブルに座られました。
珈琲も1人で飲まれたんですが…。
この旦那さんをいつも80代のお母さんが世話をしておられるそうです。
そのお母さんがポーチとか財布を作るのが好きて゛毎日ボケ防止の為に作っておられるそうです。
娘さんいわく
「私にもいくつもくれるんだけど…そんなに沢山もらってもどうしょうもない」
「孫たちにもいくつもあげているんだけどそんなにもらっても迷惑している…」
「御友達にも全部あげたりしていんだけど…」
といわれたので
私「私の店で売ってあげる!」
お母さん「そんなおかねはどうでもいいんです」
私「そんなことないでしょう?材料費だけでも…」といったら
お母さん「私の作ッた物が引き取ってくれるところがある!と思って作れることが自分の励みになる!」と
それだけではなかったのです。
私が一番心を打たれた言葉は!

お母さん「私はあと何年いきれるかわからない!生活はこの人(旦那さんのこと)の年金で充分!何もいらない!」と。
旦那さんを見ていると認知症でもいろんなタイプがあるんだと再認識した私。
ずっ~っと
おとなしく
座っておれる
さわがない
おこらない
あばれない
こんな方のようでした。
だんなさんが病気になられたので「物欲」なんかきっとなくなり人間が生きていくには何が大切なのか?きっとお母さんはわかったのではないかと思いました。
とっても素敵な御家族でしたよ。